雷獣【らいじゅう】
雷の鳴り響く嵐の晩に、雷雲に向かって空を駆けると言われる獣の妖怪。
雷と共に地へ降りた時、その土地には不幸が訪れる。
神出鬼没で各地を飛び回っている。
太古の昔に雷に撃たれそうになった狗賓を助ける。
この時地面に足をついてしまい、その土地に干ばつをもたらして多くの人々や動物が死んだ。
狗賓と友の契りを交わすも、「このまま共にいればいずれ人々にも狗賓にも危害が及ぶ」と悟った雷獣は人知れず彼のもとを離れ、二度と地面へ降り立つ事のないよう空を駆け続けた。
狗賓を避け続けて各地を転々とするが、その狗賓が彼を探すために自らの視覚を絶った事は知らぬままである。
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タテガミの雷は放電アース的なもので、興奮すると立つだけなので普段はありません。
･･･って紙にかいてました（←
なんか切ないふたり。
雷獣は雄だけど狗賓は無性別か雌ってことにしてるので恋人同士でも良かったかな・・・
でも雌雄あるより無性別の方が抵抗感あって萌えね？
そもそも種を残す必要がない妖怪に恋愛感情があるかどうかは甚だ疑問ですが。(×)
でもそんなこと言っちゃったら面白くもなんともないよね！
しかしここは友情で落ち着いて置こう。
そう言えばポケモンのライコウ・ラクライ・ライボルトは雷獣から取ってるのかな・・・・
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狗賓【ぐひん】
天狗の一。
犬の口を持ち、狼の姿をしている。
全国の名のない山を転々とし、山の神とも言われる。
人里の一番近い場所に棲む。
山を荒らされるのを嫌い、狗賓の棲む山の近くで藁を焼いたり焚火をしたりすると嵐が起こると言う。
太古の昔に契りを交わした雷獣を探すため、天狗の長から狼の嗅覚と兎の聴覚を授かったが、その代償に視覚を失った。
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そんなわけでひさびさに新キャラです（きゃらっていうのかこれ）
犬型の天狗！
半分くらいインテル入ってますじゃないまちがった 妄想入ってます。
デザインはちょっと敦盛を参考にしてます。
でも別に面の表情がコロコロ変わったり剝がれたりはしないぜ！
お面の顔つきはこれでいこうと思いますが、トリっぽい口になっちゃったのでイヌっぽい口に変更しようかな。
体系はやや首長でスリムな足長。グレートデーンを想像して頂ければ・・・
体の一部の毛に白っぽく模様がついてます。
模様は右脇腹、左脇腹、背中にそれぞれ二つずつ。
雷獣の紹介は明日！
いつぞや模写で描いたもの。
鳥獣戯画の甲乙丙丁巻のうちの、乙巻の「麒麟」。
鳥獣戯画はこの４つの巻物の総称で、それぞれで作者が全く違います。（一般には鳥羽僧正と言われていますが、見た目ではっきりと絵柄も傾向も違うため）
見つかった場所が同じだったのでまとめて呼称するんだったかな・・・・
うち、甲・乙巻は特に評価が高く、教科書なんかで取り上げられている、カエルやウサギの擬人化的な表現があるものは甲巻のものです。
乙巻では主に実在する動物や、空想上の動物の生態が描かれています。
そのうちの麒麟の頁がこれ。
模写またやりたいな・・・楽しかった。